試験設備のご案内
ジャイレトリ試験機は、アスファルト混合物を締固めると同時に、変形に対する抵抗性を調べることができ
る試験機です。
この試験機による締固めは、通常の突き固めなど衝撃によるものではなく、水平方向と垂直方向の力の組み合わせによってこねるように締固めるのが特徴です。
こうしてできた供試体は、実際の舗装の骨材配列に近いといわれています。
密度や変形特性を評価することによって最適アスファルト量を決定することができ、配合設計に役立ちます。日本ではまだなじみの少ない試験機ですが、アメリカのSHRP計画に採用されたことで、これから利用頻度も増えることでしょう。
CBR試験は、路床や路盤の支持力を調べる試験です。
モールドに詰めた路床・路盤材料の表面から貫入棒を貫入させ、貫入に対する抵抗性を調べることによって路床・路盤の支持力を評価します。
この試験機は、CBR試験の載荷からデータ取り込み・結果のプリントアウトまでをコンピュータにより自動的に行う試験機です。
STメータは、レーザー変位計を用いた路面のキメ深さ測定装置で、舗装表面の凹凸の程度をMPD(Mean Profile Depth)で定量的に評価する装置です。
また,従来の砂などを使用した測定法では排水性舗装表面の測定が困難でしたが、本測定装置では精度良く測定ができます。
チェーン式ラベリング試験機は、タイヤチェーンによって、アスファルト混合物舗装などがどれくらい摩耗や骨材飛散を生じるかを調べる試験機です。
タイヤチェーンのついた車輪を回転させ、チェーンで供試体をたたき骨材を飛ばします。
一定時間で供試体断面積がどれくらい変化したか調べ、耐摩耗性や飛散に対する抵抗性を評価します。
冬季にタイヤチェーンを多用する地域や対摩耗性を重視する場合の配合設計などに役立ちます。
この試験機は、低温で試験を行うため、低温室に設置されています。
この繰返し載荷試験機は、載荷・除荷の繰返しをコンピュー タにより制御し、供試体の応答を調べる試験機です。
アタッ チメントの交換により、曲げ試験と間接引張試験を行うことができます。載荷室内は温度制御が可能で任意の温度で試験することができます。
繰返し曲げ試験はビーム状の供試体に曲げ作用を加え、供試体の疲労特性を評価することができます。
繰返し間接引張試験は、円柱状の供試体の半径方向から荷重を繰返し加え、弾性定数の1つであるレジリエント係数を求めることができます。
現場透水量試験は、舗装面の透水性を調べるための試験機です。
ここ数年、排水性舗装の施工が盛んとなり、その機能の1つである透水性能を評価するために多く用いられるようになりました。
当社では、試験機の設置の際の個人誤差を極力なくすため、底板を大きくし、それにパテを詰め込むための溝をきりました。
これにより、測定値に影響を及ぼす水漏れなどをなくし、安定した試験結果が得られます。
横方向透水試験器は、排水性舗装の横方向の透水係数を測定する試験器です。
試験は,ホイールトラッキング用の供試体を用い、実際の道路と同じように舗装空隙内を横断勾配に沿って水が流れる現象をシミュレートして測定を行います。
ウェットトラック摩耗試験機はマイクロサーフェシング混合物の耐摩耗性を調べる試験機です。
この試験によって、配合(乳剤量)を決定します。
水浸ホイールトラッキング試験機は、ホイールトラッキング試験を水中で行い、アスファルト混合物の耐剥離性能を調べる試験機です。
通常は、60℃の温水中で行います。アスファルト混合物供試体を温水中にセットし、一定の力で供試体に車輪を押しつけながら、供試体上を往復させます。
一時間往復させた後、アスファルト混合物の剥離状態を測定します。
この試験機は、曲げ試験と引張試験を行うことができます。
曲げ試験は供試体上面に力を加え、変形に対する抵抗力を調べるものです。
アスファルト舗装は、圧縮強度に比べ曲げなどの引張強度に弱いため、アスファルト混合物層の下面に生じる引張り応力が大きくなると破壊します。このようなアスファルト舗装の破壊に対する抵抗性を評価する試験機です。
また引張試験では供試体の両端を直接引張り、引張りに対する抵抗力を測定します。
恒温試験室は、高い精度で温度・湿度を管理できる恒温恒湿室と温度を自由に管理出来る低高温室の2つがあります。
恒温恒湿室は5〜80℃、60〜98% rhの範囲で、低高温室は-30℃〜80℃の範囲で設定できます。
恒温恒湿室では、長期の養生や温度・湿度一定の条件下で試験を行うことができます。
低高温室では、種々の温度条件下での試験ができ、また、あらかじめ条件を入力することによって任意の温度変化を経時的に発生させることもできます。
カーブホイールトラッキング試験機は車両のタイヤがカーブや交差点で舗装に与える力を再現し、舗装の飛散や摩耗の状況を調べるための試験機です。
最近、排水性舗装の施工実績が大幅に増えていますが、道路の直線部に比べて交差点部などで骨材の著しい飛散や摩耗が報告されています。
この試験機は、タイヤによって横方向の力を供試体表面に与え、骨材の飛散や摩耗を発生させます。
加圧式透水試験機は、供試体上面の水に圧力をかけ、強制的に透水させようとする試験機です。
通常の透水試験では、不透水とされるものでも、この試験機を用いれば透水か不透水かの判定が可能です。
FWDたわみ量測定車は、現在の舗装の状態(痛み具合)をたわみ量測定という手段で調べようというものです。
これまでの主なたわみ量測定装置としてベンケルマンビームがありますが、FWDの方が迅速に大量のたわみ量データを得ることができ、再現性も優れています。
測定は、重錘を路面に落下させ、10個のたわみセンサによって載荷点直下から200cmまでの所定位置のたわみ量を測定します。
荷重は、25、49、79、98kNの4段階に設定できます。通常、アスファルト舗装は49kN、コンクリート舗装は98kNで測定します。
載荷からたわみ量データ取り込みまで、コンピュータで制御しますので非常に簡単に測定できます。
得られたたわみ量データによって、現在の舗装のどの部分が痛んでいるか推定できますので、補修工法などの選定にも役立ちます。
![]() |
![]() |





